マッドネスどこー。
2006年8月15日 MTG(Legacy) コメント (8) レガシーチャンピオンシップの上位デッキのレシピを探してるうちに更新するネタが見つかったので今日も更新します。
肝心の、優勝したUGマッドネスの正確なレシピは見つかっていないのですが、各海外サイトのForumでの情報を総合する限り、特に何か勝ち残るためのシークレットテクが搭載されたデッキというわけではなく、以前からある所謂UGマッドネスに当たり前のように《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を投入しただけのもののようです。Roland Changのプレイングによって勝ち残っただけだというようなことが書いてありました。とりあえず正確なレシピを捕捉するまでは探してみるつもりですが。
他の上位デッキ、2位になったSalvager’s GameやIggy Popなども特に何か新しいカードが投入されたわけではなさそうでした。
それだけではつまらないので、面白いデッキを2つほど紹介してみようと思います。
一つ目はドイツ選手権と同時に行われたドイツレガシーチャンピオンシップのトップ8入賞デッキ。43枚の土地と、土地をどうにかするカードだけで構成されたすごいデッキです。
昔から稀に見かける《マナ結合/Manabond》デッキですが、《壌土からの生命/Life from the Loam》を得て多少安定して戦えるようになったって感じでしょうか。初手に《マナ結合/Manabond》と《The Tabernacle at Pendrell Vale》2枚があったりすると悶絶しそうな気もしますが(笑)
コンボデッキや《発展の代価/Price of Progress》に死ぬほど弱いのはまぁご愛嬌といったところで(笑)
2つ目は8月5日にニューヨークで行われたKadilak’s Dual Land Draft IIという大会の参加者57人中3位入賞デッキ。こちらは色マナってなんですか?と言った具合にひたすらアーティファクトをぶち込んだデッキになっています。フェアリーストンピィの青いカードをアーティファクトで置き換えた感じでしょうか。
フェアリーストンピィなどに比べるとドローの面でやや見劣りしますが、クリーチャーのサイズは流石です。場合によっては《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》を入れるバージョンもあるようですが、色マナ事故が嫌いだという方は一度使ってみてはいかがでしょうか(笑)
肝心の、優勝したUGマッドネスの正確なレシピは見つかっていないのですが、各海外サイトのForumでの情報を総合する限り、特に何か勝ち残るためのシークレットテクが搭載されたデッキというわけではなく、以前からある所謂UGマッドネスに当たり前のように《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte》を投入しただけのもののようです。Roland Changのプレイングによって勝ち残っただけだというようなことが書いてありました。とりあえず正確なレシピを捕捉するまでは探してみるつもりですが。
他の上位デッキ、2位になったSalvager’s GameやIggy Popなども特に何か新しいカードが投入されたわけではなさそうでした。
それだけではつまらないので、面白いデッキを2つほど紹介してみようと思います。
一つ目はドイツ選手権と同時に行われたドイツレガシーチャンピオンシップのトップ8入賞デッキ。43枚の土地と、土地をどうにかするカードだけで構成されたすごいデッキです。
SPELLS (17)
4 踏査 / Exploration
4 壌土からの生命 / Life from the Loam
4 マナ結合 / Manabond
3 根囲い / Mulch
2 ワームの咆哮 / Roar of the Wurm
LANDS (43)
2 蛮族のリング / Barbarian Ring
1 忘れられた洞窟 / Forgotten Cave
4 Maze of Ith
4 ミシュラの工廠 / Mishra’s Factory
3 ナントゥーコの僧院 / Nantuko Monastery
4 リシャーダの港 / Rishadan Port
3 Savannah
1 隔離されたステップ / Secluded Steppe
2 滑りやすいカルスト / Slippery Karst
4 Taiga
2 The Tabernacle at Pendrell Vale
2 平穏な茂み / Tranquil Thicket
3 樹上の村 / Treetop Village
4 不毛の大地 / Wasteland
4 吹きさらしの荒野 / Windswept Heath
SIDEBOARD (15)
3 ハルマゲドン / Armageddon
3 紅蓮地獄 / Pyroclasm
2 ガイアの祝福 / Gaea’s Blessing
3 ネビニラルの円盤 / Nevinyrral’s Disk
4 Zuran Orb
昔から稀に見かける《マナ結合/Manabond》デッキですが、《壌土からの生命/Life from the Loam》を得て多少安定して戦えるようになったって感じでしょうか。初手に《マナ結合/Manabond》と《The Tabernacle at Pendrell Vale》2枚があったりすると悶絶しそうな気もしますが(笑)
コンボデッキや《発展の代価/Price of Progress》に死ぬほど弱いのはまぁご愛嬌といったところで(笑)
2つ目は8月5日にニューヨークで行われたKadilak’s Dual Land Draft IIという大会の参加者57人中3位入賞デッキ。こちらは色マナってなんですか?と言った具合にひたすらアーティファクトをぶち込んだデッキになっています。フェアリーストンピィの青いカードをアーティファクトで置き換えた感じでしょうか。
CREATURES (18)
4 巨大戦車 / Juggernaut
2 マスティコア / Masticore
2 マイアの処罰者 / Myr Enforcer
3 Phyrexian War Beast
3 Su-Chi
4 教議会の戦隊長 / Synod Centurion
SPELLS (21)
4 虚空の杯 / Chalice of the Void
3 世界のるつぼ / Crucible of Worlds
4 モックス・ダイアモンド / Mox Diamond
3 火と氷の剣 / Sword of Fire and Ice
4 からみつく鉄線 / Tangle Wire
3 三なる宝球 / Trinisphere
LANDS (21)
4 古えの墳墓 / Ancient Tomb
2 ちらつき蛾の生息地 / Blinkmoth Nexus
4 裏切り者の都 / City of Traitors
3 水晶鉱脈 / Crystal Vein
4 ミシュラの工廠 / Mishra’s Factory
4 不毛の大地 / Wasteland
SIDEBOARD (15)
3 鉄びし / Caltrops
2 映し身人形 / Duplicant
3 真髄の針 / Pithing Needle
3 煙突 / Smokestack
3 トーモッドの墓所 / Tormod’s Crypt
1 トリスケリオン / Triskelion
フェアリーストンピィなどに比べるとドローの面でやや見劣りしますが、クリーチャーのサイズは流石です。場合によっては《電結の荒廃者/Arcbound Ravager》を入れるバージョンもあるようですが、色マナ事故が嫌いだという方は一度使ってみてはいかがでしょうか(笑)
コメント
今回の完全に茶一色のものだけじゃなく、青のドロースペルを混ぜたものや白を混ぜたものもあるみたいで、なかなか面白そうな感じです。
フェアリーストンピィに比べるとクリーチャーの選択に幅がある分作りやすいし、日本でも流行するかもしれませんね。
しかし、今のレガシーはすごく面白い環境ですね、どんなデッキにも勝ちあがるチャンスがある(言い過ぎかも)のはいいことですね。
デッキを考える方も燃えるってもんです。
個人的には、ビートダウンとクロックパーミッションの隆盛のせいでコントロールやパーミッションが数を減らしすぎな感じもするんですけどね。ビートダウンがコンボと戦えるほど早く、クロックパーミッションは言うまでもなくコンボに強いので、あえてコントロールを使う必要がないんでしょうけど…。
レガシーチャンピオンシップのベスト8に入った、4色ランドスティルは、《翻弄する魔道士/Meddling Mage》などを使ってるので純粋なコントロールって感じじゃないですしね。
なんとか、コントロール向けの強いカードが出てきてくれないでしょうか(笑)
言われてみれば、サイカの使えるフォーマットなのにサイカがあまり姿を見せないのはレガシーぐらいかもしれませんね。
エクテンでは環境屈指のフィニッシャー、ヴィンテージでも頻繁ではないにしろ充分使えるレベルにありますからね。
コントロールの代表的なアーキータイプ、カウンターが間に合わない故に環境に存在しづらいというのは残念ですね。
僕もセプター+イゼットのギルド魔道士デッキを考えていたんですが今のレガシー環境では使いにくそうなんですよね。
環境で有力な正統派コントロールは赤白サイクリング、Truffle Shuffleなんかのボードコントロール特化型が多いですよね。
CSの相殺なんかは渦まく知識がある分コントロール向けかも(笑)
レガシーの色々なアーキータイプとプレイテストができる環境じゃないんで、ビートダウンがコンボより早いというのは正直ピンとこないんですが、ソリダリティの3ターンキルは安定して決まるわけではないんですかね?
Iggy Popには不毛の大地なんかが刺さって殴りきられるというのは理解できるのですが。
《サイカトグ/Psychatog》は…やはり重いということでしょうか。確かにほとんど見かけませんね。フリゴリッドでも入ってないバージョンが多いようですし。パンプしたところで除去されてしまうと致命的ですしね。
ビートダウンが必ずしもコンボより早いというわけではないですが、コンボ側も妨害をかわしつつ殴り殺されるより早くコンボを決めるのが難しい場合が多いです。Solidarityでもなかなかきついですよ。3ターンキルは結構難しいんじゃないでしょうか。
海外でも日本でもコンボデッキが増加しつつあるのはパーミッションにとって良い傾向なんでしょうが。
ソリダリティでも安定3ターンキルはキツいものなんですね。
拙い質問に答えていただいてありがとうございます。