噂の《閃光/Flash》ですが、日本時間2日1時現在、オラクルの変更はないですね。でも約3週間後、未来予知がトーナメントリーガルになった時、このデッキの強さは看過し難いものになることは間違いありません。というわけで各所で議論がかわされている、この問題の解決策を予想してみましょうか。

その1:《閃光/Flash》再エラッタ
 一番簡単且つ現行のレガシー環境に影響がない方法です。ただ、カードに印刷された通りの挙動をするようにしようという近年のポリシーに反してしまうのが問題。何のために《閃光/Flash》のエラッタを戻したのか、という話ですね。勿論環境の健全性には代え難いとは思うので、他に方法がないならばこうすべきかと。

その2:《閃光/Flash》禁止
 その1案の進化形というか退化形。本末転倒ですが、レガシーでは致命的でヴィンテージでは許容されうるという場合、レガシーでのみこのカードを禁止にするというのは一つの手ではあります。自分はヴィンテージに明るくないので、ヴィンテージでのこのデッキの可能性についてはよく分かりません。

その3:《大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault》禁止
 そもそもこいつがおかしい、という意見も多数見受けます。ブロック構築・スタンダード・エクステンデッドと禁止され続けてきた歴史にはそれなりの理由があるってことですね。こいつがいなくても《閃光/Flash》+《変幻の大男/Protean Hulk》コンボは成り立ちますが、現タイプより妨害を差し挟む余地が増えます。ただ、ただでさえTier2で伸び悩むレガシーの親和を更に去勢してしまうことになるのは哀しいですね。親和禁止のあおりを受けたアイアンワークスみたいに。

その4:《変幻の大男/Protean Hulk》禁止
 《閃光/Flash》→《アカデミーの学長/Academy Rector》からは今のところ妨害しづらい即死コンボというものはないので、こいつを禁止にすべきという意見もちらほら。《閃光/Flash》がなくても《変幻の大男/Protean Hulk》を起点とした即死コンボが出てくる可能性が高いというならばこれもありかな。個人的には、これを禁止にするならその3の方がいいと思いますけどね。

その5:放置
 Hulk Flashは倒しうるデッキなので看過してもいいという見解も見受けます。こうすれば倒せるとか、このデッキは相性がいいとか、そんな意見付きで。どうも、このデッキを使いたい人が必死でこのデッキは健全である、と主張しているだけのようですが(笑)

 ちなみにこの2日間、《閃光/Flash》関連のキーワードからこの日記に辿り着いた人が多数いる模様です。やっぱり気になってる人多いんですね。
 このまま使えるならば、自分は今月のAMCに、ポスト未来予知verのこれを持ち込むつもりなのでヨロシクオネガイシマス。

コメント

nophoto
名名無し
2007年5月2日17:11

>未来予知がトーナメントリーガルになった時
未来予知のカードにこのデッキに関わるカードがなにかありましたっけ?
否定の契約はこのデッキに限ったことじゃないし、無くてもデッキが作れないと言うことはないと思いますが。

バド・ホワイト
バド・ホワイト
2007年5月2日17:27

コメントありがとうございます。
未来予知では《否定の契約/Pact of Negation》も勿論そうですが
《召喚士の契約/Summoner’s Pact》があるとコンボ成功率がだいぶ違います。
《変幻の大男/Protean Hulk》を調達したり、《Elvish Spirit Guide》でマナブーストになったりと
単純に速度が1T以上上がるように感じます

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