6月12日の日記

2007年6月12日
 F1カナダGP決勝は、モントリオール恒例の大混乱となりました。何よりクビサが無事だったことに安心しましたが、彼の大クラッシュやマッサ、フィジコへの黒旗、ライコネンをレースペースで振り切る琢磨、ラルフとアロンソを続けざまにオーバーテイクしていった琢磨、とにかく琢磨のオーバーテイクショーが素晴らしかった。

 勿論、SCを読んで早め早めの動きを見せ、レースの流れをしっかり掴んだハミルトンの完璧なポールトゥフィニッシュは、おそらく今後も続く彼の輝かしいキャリアにおける、記念すべきファーストウィンに相応しいものでした。ここまできたらルーキーによる年間王者という偉業を見てみたくなってきたかも(笑)

 フェラーリはこの大一番で踏ん張れませんでした。スタート直後の2コーナーで接触し、またクビサのクラッシュ時にパーツを拾ってしまって空力バランスを崩してしまったライコネンが、それでも粘りの走りを見せてくれましたが、マッサはピットレーンのシグナル無視という最悪のミス。あのまま走ってもポディウムに辿り着けた保証はありませんが、それにしてもここでノーポイントは王座を狙うチームとしては決してやってはいけないこと。残念です。

 来週はインディ。30秒近い全開区間が続くオーバルとモナコ並みのダウンフォースの要求されるインフィールドセクションの組み合わさった難しいコースですが、フェラーリの最後のあがきを見てみたいもの。

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