7月9日の日記

2007年7月9日
 手に汗握る戦いというのはまさにこれのことだろう、というぐらい緊迫した、素晴らしい戦いでした。
 勿論、ウィンブルドン男子単決勝のことです。
 いやー、本当、トイレに立つタイミングも見つけるのが難しいぐらい、3時間40分テレビの前を離れられませんでしたね。
 個人的には、フェデラーの5連覇に期待していたので4セット目から胃が痛くなるような展開でしたが、5セット目、立ち上がり苦しい1ゲーム目と3ゲーム目をキープしたあとのフェデラーのギアの変わりようはまさに王者という感じ。フェデラーが、グラスでは負けられないという貫禄を見せました。
 しかしナダルもすごいなぁ。1年前も決勝の舞台に立ってますが、また一回り成長してますねぇ。来年はなんと19世紀以来の記録という6連覇に挑むフェデラーですが、きっと決勝で立ちはだかるのはナダルになるでしょうね。

 F1イギリスGP決勝は逆に退屈というか、フェラーリの強さが際立つ展開になりました。ソフトタイヤスタートの時点で序盤に賭けているのかと思ったんですが、逆にソフトタイヤの持ちに自信があったからこその作戦だったんですね。マッサのトラブルからスタートでマクラーレンに楽をさせちゃうかと思ったところ、軽タンのハミルトンを明らかに凌駕するペースのライコネン。マッサもピットスタートながら、次々とオーバーテイクをしていき、前が空いたところではファステストまで出す始末。アロンソもよく付いてきましたが、セカンドスティントの最後、ライコネンが重いアロンソに1周1秒コース上で稼げてる時点で勝負ありでした。ハミルトンは予選を考えると精彩を欠く走り。母国のプレッシャーなんですかね。マッサにトラブルがなければ表彰台も危ない感じでした。
 マニクールからシルバーストンと、エアロサーキット2つでフェラーリがマクラーレンに対して優位性を見せましたが、次のニュルブルクリンクはストップアンドゴー風味の毛色の違うコースなので、ここで両者の差がどうなるかが見もの。ここでもフェラーリがまだ速さを見せるなら、シーズン終盤での逆転劇もありえそう。
 ・・・ま、とりあえず2台ともトラブルフリーで走ってください・・・。

 マジックやりたい度84%。

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