1月9日の日記

2013年1月9日 MTG(Legacy)

エルフのサイドボードに入れる置物除去生物の比較

候補
①クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage
②調和スリヴァー/Harmonic Sliver
(③ヴィリジアンの盲信者/Viridian Zealot)
(④ヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shaman)

エルフにとって最も致命的な仕組まれた疫病の除去ができないので(上にプレイと起動で4マナ必要)、③が論外というのは分かる。
④はエンチャントが割れないのでそもそも疫病対策にはならないけれど、虫で出し入れ自由なので茶対策としてスペースを割くだけの価値はある。
(もっともタッチ黒だと突然の衰微があるのでその必要性も薄い？頂点から展開できるのはいいと思うけれど)

①と②の比較になるのだけれど、先日のGPデンバートップ8のリストとSCGレガシーオープン優勝のリストでも判断が分かれてる。
結局は何を仮想敵として想定するかの差であって、単純な優劣ではないのかな。
①は賛美や2/2というボディの打点、先置きによりインスタントタイミングで破壊可能、3マナの分割払いが可能という利点がある。欠点は、2マナのため呪文嵌めの対象になることや相殺に引っかかりやすいこと。真髄の針や呪われたトーテム像で能力が使用不可になること。針はともかく、トーテム像はエルフをメタる場合に候補となりそうなので危険か。
②は針やトーテム像が効かないETB能力であること、3マナは2マナ域に比べると相殺に強いこと、鏡の精体エルフの場合には鏡の精体がスリヴァーかつエルフであるために3マナで置物が壊し放題になるという利点がある。欠点は、①と比べて戦闘向きでないこと、先置きできないので手札に来てしまった場合に手札破壊に弱いこと、緑頂点から引っ張ってこようとすると4マナかかってしまうことか。①も3マナかかるが、緑頂点を使う場合には呪文貫きをケアする必要が出てくるので1マナ差が大きいように思う。(自分が置物を出していた場合に相手が対応して対象を無くしてしまうことで自分の置物を巻き込んでしまうケースもあるが適者生存デッキならともかくエルフの場合はそれをケアする意味は薄い)

もしメインから入れる場合には、役に立たない場面で素引きした場合のことを考えると①の方がいいのだろう。戦闘で役に立つのは勿論、垣間見る自然でぎりぎりチェインしているときにとりあえずプレイするのに2マナと3マナの差は大きい。
逆に明確な目的のあるサイドボード要員としては個人的には僅差で②かなとも思う。ただ緑頂点からのサーチに3マナかかるか4マナかかるかという差は割と大きいか。タッチ黒の場合、突然の衰微もあるので相殺系のデッキに対する考え方が変わってきそうだ。
THE SOURCEのエルフスレあたりを読みこめばこの辺の比較は書いてあるんだろうか。